しかし嘘はあとで自分を苦しめます。
ちょっとでもあとで苦しまないために、嘘をラクにする方法。
「嘘は言っていない」を貫くために
嘘をつく場面になったそんなときは、言わない、答えないのがベター。
発言しなければ嘘にはなりません。
もしくは自分ではない第三者を登場させます。
「競合他社は〇〇と言っています。」
「利用者からは〇〇なんて声を聞きました。」
あくまでも自分でない別の誰かを利用するわけです。
これは相手が嘘つき営業マンかどうか見極めるときもポイントになります。
質問に対して歯切れが悪かったり、黙ったり、自分の意見がない場合は何か裏があると思った方がいいかも。
そもそもいいことばかり言おうとするから嘘をつくハメになっちゃうのです。
最初から悪いことも伝えておきましょう。
悪いことを伝えやすくする方法は以下のふたつ。
デメリットはサンドイッチ方式で伝える
サンドイッチの具のように、真ん中にデメリットを持ってきてメリットで挟みます。
人は最初と最後の印象が強いので確実にデメリットを伝えながらも、メリットで覆い隠せる手法です。
が、確かに他社より金額面では劣ります。(デメリット)
その分メンテナンスもしっかりさせていただきます。(メリット)
人に注意したいときにも使えます。
でも、今月はまだノルマ達成してないな。気合みせろよ。(否定)
お前に期待しているんだから。(肯定)
断りたいときにも。
断り上手な人ってこんな断り方してきません?
残念ながらその日は別件があって・・・(マイナス)
お前と飲むの楽しいから、また誘ってよ。(プラス)
I(アイ)メッセージで伝える
伝えにくいことはIメッセージで言ってみましょう。
Iメッセージとは、自分(I)を主語にして伝える方法です。
要は自分の気持ちを伝えるってこと。
×至急連絡してください。
○至急連絡してくれると(私は)助かります。
×値引きできますか?
○(私は)大変厚かましいのですが、もう少し値引きできますか?
×なんでそんなこと言うのですか!?
○そんな言われ方をされて(私は)悲しいです。
×の例文は全部YOU(あなた)が主語になってしまってるんですね。
だから押し付けがましいし、命令的で、喧嘩腰。
相手を責めるのではなく、自分の気持ちを伝えると、すごくすんなり相手に伝わります。