前の会社は、
でも脈がない企業に営業しても心がポッキリ折れるだけ。
ヘトヘトになって成果なしって日もザラでした。
体力と気力勝負で疲弊していく先輩たちを見ながら
「どうにか効率的に営業したい!!」
と考えた私のとっておきの方法を伝授します。
本当は教えたくないけど、無駄な営業は相手と自分の時間を奪い、
日本全体のマイナスになるので。
「平成30年 決算短信 営業 強化」
と入力してみて下さい。
決算短信とは・・・
企業の決算発表の内容をまとめた書類のことです。
証券取引所が、投資家に企業の決算結果を早く知らせるために、
各上場企業に対して決算短信の作成を要請し、
それを受けて各企業が作成したもの。
「平成30年 決算短信 営業 強化」
この「営業 強化」の部分を自分が狙いたいキーワードに
入れ替えて検索します。
私の場合、広告代理店の営業だったので
「平成30年 決算短信 営業 強化」
「平成30年 決算短信 新サービス」
などと検索していました。
検索ワードはひとひねりしてみてください。
すると図のように上場企業の決算短信が出てきます。
で、興味のある企業の決算短信を開き、目次をザッと見ます。
ここで読むべきところは
赤線の「次期の見通し」「対処すべき課題」。
次期の見通し=これからの戦略
対処すべき課題=弱点
が分かるので、これに沿って提案すれば
相手のニーズにぴったりマッチした営業ができます。
提案するときはフレーズも丸パクリしてました。
この赤線部分を引用して
「 御社は新しい技術を活用したサービスの開発を加速させるそうですので
ぜひこの企画を提案させて下さい。
きっと新事業のスピードアップにつながると思います。」
と営業します。
赤文字部分は全て決算短信からのパクリです。
この戦法を使うと「よくうちのことが分かっとる!!」
とアポが断然取れやすくなります。
そのまま電話で成約したこともあります。
企業のウェブサイトだけ眺めてても
設立が何年で従業員が何名で・・・と言う
薄っぺらい情報しか分かりません。
決算短信までチェックしてる営業マンはなかなかいないので
がむしゃらにテレアポしているライバルにラク〜に差をつけられます。
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- 提案するときは「次期の見通し」「対処すべき課題」を丸パクリする
- 決算短信は企業成績のカンニングみたいなもの