「お客様は神様です」の時代は終わりました。
痛客を華麗にこなし、ストレスフリーの営業活動へ。
切る客の定義を明確にする
自分の中でどんな客がストレスになっているのか明確にします。
営業のストレスを卒業する方法【痛客対応】
- 締め切りギリギリ
- 超細かい
- 電話が長い
- Yes or Noをハッキリ言わない
- キーパーソンを出さない
私の定義はこんな感じ。
そして、そいつら(ごめん)に対応する時間を圧倒的に少なくしていました。
そいつらはプライベートで大事にされていない場合が多かったです。
非リア充の雰囲気を感じたら要注意。
電話をしょっちゅう掛けてこない仕組みを作る
広告代理店時代は、30分の商談の間に着信20件なんてザラ。
ほとほとそんな営業スタイルに嫌気がさし、いかに電話がかかって仕組みを作るかに命を掛けました。
電話だと「言った」「言わない」問題も多発するので、極力メールで対応することをおすすめします。
スケジュールをあらかじめ伝えておく
「午前中は会議詰めなんですよ」
「最近打ち合わせが多くて」
など、人気者で忙しいことを匂わせておきます。
電話がかかってきてもSMSで対応する
「今ミーティング中でしばらくかかりそうです。どんなご用件でしょう?」
とSMS(ショートメッセージ)すると、相手もSMSで返してくることが多いです。
SMSだと対応時間が短くなるので便利。
手順を最初からメールで説明しておく
工程がある場合、それぞれの締切日と内容をメールで送ります。
「あれは何日までだったかな?」
「次の会議は15時で合ってる?」
なんてムダでしかない問い合わせが減ります。
「言った」「言わない」関連のストレスが激減するだけでとても心穏やか。
客を教育する
- いつでも電話に出られるわけではないこと
- あなただけが客ではないこと
- こちらの都合もあること
これらを徐々に植え付けます。
何度催促しても締め切りを守らない場合は、容赦なくそのままGOする。
すると客もこりて、次回からは締め切りを守るようになります。
必要以上にあいまいな要求が多い客には、追加料金を請求する。
すると次回からは明確な指示をくれるようになります。
クレイジー5%に惑わされない
お客のほとんどはいい人なんです。
たった少数のクレイジー客に振り回されるのはもったいない。
諦めて距離を取りましょう。
価値を価格(安さ)以外のもので提供する
値段しか強みがないと、客に振り回されてストレスになるので、価格以外の価値を提供します。
例えばスピードとか、デザイン性とか、アイデアとか、知識とか、フットワークの軽さとか。
スピード
最初から完璧を目指さないこと。
8割完成くらいで3案ほど提案書を出し、あとは客と一緒に作っていました。
デザイン性
デザイナー以外でもデザイン感性は磨いてた方がいいです。
なんとなくでもダサいと客から見下されます。
私はノンデザイナーズ・デザインブックを海外でも使っていました。
企画書やパワポなど、デザインって日常に溢れているので、何でも応用効きます。
アイディア
よその業界の事例をパクって別の業界に活用したりしていました。
他業種からパクるのはマジでおすすめです。
重機械メーカーで1週間お試し無料サービスを行ったら、貸し出し機械が足りないほど反響がありました。
「アイディアなんてそんな思い浮かばんで」って場合はこちらをご参考に。
知識(業界以外のことでも可)
特定分野の知識が豊富だと重宝がられます。
「そのことなら〇〇さんに聞こう!」と思われたら最高。
フットワークの軽さ
ノルマを達成していないなら、フットワークで勝負します。
ランチでも夜でも飲み会でも倫理法人会でも、誘われたら即「行きます!」と言っていました。
忙しいとアドレナリンが出てストレスも吹き飛ぶ場合があります。