小難しいテクは一切なし。
誰でも明日から説得が成功しすぎて止まらない方法をご紹介します。
キーマンに向かって話す
説得するべき相手が誰なのかをいつも意識します。
キーマンがいつも商談相手とは限りません。
進行係がキーマンなら、説得力のある話し方の基本をサルでもわかるようにまとめた
キーマンがその場にいないなら、キーマンにきちんと届くようにメールで報告します。
誰の説得に成功すれば山は動くのか。
常に念頭において下さい。
意見や感情ではなく事実を言う
例えば最近よく聞く
これは事実ではなく意見もしくは感想です。
実は自殺者数は大幅減少で、過去5年で最少でした。
リモートワークや学校閉鎖で職場や学校に行く機会が減り、人間関係で悩む人が少なくなったことが要因とみられます。
- 〇〇だと思います。
- けっこうな確率でいけるはずです。
- きっと大丈夫でしょう。
など定義があいまいな言葉で逃げ切りましょう。
「思う」って実は何も言っていない言葉です。
女性はやはり議論に弱い
女性として悔しいですが、やはり女性の方が議論に弱いです。
文系が多いから
理系の議論ってはじめからデータありきです。
最初から研究データに基づいて議論するので、事実しかありません。
事実をあーだこーだ言っても事実は事実。
感情論になりがちだから
ちょっとヒステリックになると「だから女は」で流されます。
感情的にならない!と念じるくらいでちょうど良いです。
- 相手の感情に寄り添わない
深入りすると情がわいてしまいます。
あの人はこんな状況でかわいそうだから」なんて同情は捨てます。
- 意見と発言者を分けて考える
「上司だから逆らえない」
「あの子は私によくなついているのに」なんて考えも不要。
意見はその人の人格の一部でしかありません。
データを取り、事実で議論するとだいぶマシになれます。
怒りを引き出したら勝ち
人は怒ると冷静さがなくなり、説得する力が低下します。
怒りを引き出す方法
対面の場合は、身を乗り出す。
横に並んでいたり立っている場合は、相手に近寄る。
意見が対立している相手から、ちょっとずつ距離を詰められると相手は不快に感じます。
問題点をフラゲする
反対されるであろう意見をあらかじめ予想し、先取り(フライングゲット)して解決します。
例えばリモート化を推し進めたい場合。
相手の反論を先取りして、データを集めとくと効果的。
単語レベルを強める
説得力には話し方も大事です。
- ひとことひとことを短く
- ズバっと言い切る
- 語尾を特にハッキリ
- 声を大きく
これだけでだいぶ変わります。
それに加えて、単語レベルを上げるとさらに最強。
単語レベルを強めたいなら哲学書を読むのがおすすめです。
哲学者の言葉は独特で印象的。
私が好きな哲学書はコレ。
ソクラテス
- ねたみは魂の腐敗である。
- 生きるために食べよ、食べるために生きるな。
- 勉学は光であり、無学は闇である。
- とにかく結婚したまえ。良妻を持てば幸福になれるし、悪妻を持てば哲学者になれる。
アリストテレス
- 我々の性格は、我々の行動の結果なり。
- 母親は、夫よりも自分の子供の方を好む、何故ならば、彼らは自分のものであることがより確かであるから。
- 直感は科学的知識の源。
- 最大の犯罪は、欲望によらず飽満によりて引き起こされる。
- わずかな狂気も交じらない天才はいない。
- あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう。
カント
- 徳にとってまず要求されることは、自己自身を支配することである。
- 努力によって得られる習慣だけが善である。
- 科学とは体系化された知識で、知恵とは整理された生活である。
- 高慢な人は常に心の底では卑劣である。
- われは孤独である。われは自由である。われはわれみずからの王である。