上野公園でお昼ごろになるとホームレス用配給サービスが行われるのですが、その光景が一風変わっていました。
配給を待つ長蛇の列にタクシードライバーも並んでいるのです。
このコロナの影響で収入は3分の1。手取りは10万円台になったドライバーもたくさんいるそうで。
年収1000万円をキープしているドライバーと出会い、根掘り葉掘り秘訣を聞いてきたのでシェアします。
営業1000万円プレーヤーのコツ:指名される
お得意様を見つけ、指名される。
目的地に着けばいいんだから、タクシーなんてどこも一緒と思われがちです。
そこで、いかに指名されるか、いかに差別化するかこればかりを考えていたそうです。
指名されるためのコツをご紹介します。
営業1000万円プレーヤーのコツ:仕組み化
せっかくオーダーをもらっても、そのときすでに別の仕事中だったらオーダーを断ってしまうことになります。
仕事を断ると、なかなか次回のチャンスは回ってこず、もったいない。
売れっ子になればなるほど、断ってしまうことが続いたので、手下を持つことにしたそうです。
もちろん手下は厳選します。
運転技術や接客、仕事に対する姿勢などをチェックし、パスしたものに仕事を回すことに。
すると、お客様は同程度のサービスを受けることができ、手下からもマージンをもらえます。
そんな組織を作ることで、自分が仕事中でも収入アップを達成したそうです。
営業1000万円プレーヤーのコツ:環境を整える
たまに臭いタクシーってありませんか?
食べ物臭だったり、芳香剤がキツかったり。
まずはそこに目を着けたそうです。
社内で食べたり飲んだりするとニオイが充満するので、食事はすべて外。
快適な環境を守るために、タバコも我慢したからすごい。
そして自腹で座り心地の良いシートに変えたり、社内で高速wifiを使えるようにしたり、ゆったり座れるように大きな車にグレードアップしたそうです。
タクシーの運賃は上げられませんが、社内を快適にすることでリピートにつながり、自己投資はあっという間に回収できたとのこと。
営業1000万円プレーヤーのコツ:新しいモノを試す
最近は配車アプリを使いこなせないと話にならないようで、還暦超えにも関わらず、アプリを駆使しているとか。
流しで客が捕まることはほぼなくなったので、アプリを使えないと死活問題になるそうです。
駅やホテルで乗せた客より、アプリで予約する客の方が遠距離利用の可能性が高く、客単価も上がるらしいです。
営業1000万円プレーヤーのコツ:24時間応答
いつオーダーをもらってもいいように、24時間365日待機状態にしておきます。
夜中でも早朝でも、いつ電話をもらっても必ず応対する。
なかなかできることではありません。
いつかけてもつながる状態が信用につながり、リピーターの獲得にも大きく貢献したそうです。
さすがに24時間待機はハードル高いけど、フットワークを軽くしておくのは良い戦法だと思います。
厳しく、高齢化も進むタクシー業界。
全く稼げないタクシードライバーは
- ドライバー同士でダベっている
- 延々と寝ている
- タバコ吸ってばかり
- 社内が汚い
ホームレス用の配給にならんでいるドライバーは、こんな人達ばかりでした。
私が2時間近くランニングしている間中、ずっと寝ていたり、仲間と「最近は全然ダメだぁ〜」なんて笑い合ったり。
そんな彼らの車内は間違いなく不潔っぽかったです。
同じ時代の同じ業種でも、取り組み方によって全く違う結果に。
明日から、どう生きる?
まずは勉強。