努力は継続できないのがフツー。
継続できる方が特殊です。
それを踏まえて、継続力を高めるコツをみていきます。
営業で努力が続かないなら、マジ度を高める
いまいち仕事に本気になれないとしたら、マジ(本気)度を高めてみます。
簡単な方法は、最悪の場合を想定してみること。
今、最悪の環境にいて、何が何でも抜け出したい人って、必死さが違いますよね。
広告代理店の営業時代は、ノルマを達成できないと毎週の営業会議で立たされ、みなの前で叱責の嵐。
ノルマを達成できない先輩は、人権無視の罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせられ、どんどん痩せていきウツになり、当時の彼女に婚約も解消されていました。
人間が廃人になる過程をリアルに体験し、どうしても廃人化はイヤだったので、100件の飛び込み営業とか、休みのない労働環境でもなんとか続けることができました。
セルフ切羽詰まらせ
マジ度を高めるには、ギリギリの状態に持っていくことがポイント。
自分で自分を追い込みます。
アジア大会の通訳に任命されたときは、通勤のバイクの上で、引きちぎった単語帳をずっと読んでました。
マカオに行ったときも、周りの語学力に圧倒され、スーツケースを机にして、毎日英語にかじりついていました。
もう逃げられないって状態になれば、続けることができます。
続けるコツとして12個のコツをまとめているのでこちらもチェックしてみてください。
デッドラインを作る
締め切りがあると人は燃えます。
結婚式前の花嫁がすんなりダイエットできるのも、結婚式というデッドラインがあるから。
英語を勉強したい人はTOEICに申し込むとか、外資系の面接受けてみるとか、デッドラインがあればガンバれます。
締め切りを簡単に作れない場合は、周りに宣言しましょ。
「今月までに本書くから!」とか「3kg痩せられなかったらおごる!」とか。
ヒトは環境に流される
人は周りに影響される生き物です。
会社が倒産したときもそんなに焦りませんでした。
当時付き合っていた彼氏も社長だったし、クライアントも中小企業の社長ばかりで、なかには大したことない人(失礼)もいたので、自分でも社長になれるだろうと思ったからです。
ランニングクラブに入ったら、月間走行距離1000km以上の人がいたり、ヨーロッパの山を160km寝ずに走り切る60歳以上の人がいたり、ビーチサンダルでフエを吹きながら250km完走する人もいて、感覚が狂います。
マカオでは広東語・北京語に加え、英語はもちろん、ポルトガル語やフランス語を話せる若者がボロボロいました。
こんな環境にいると、いかに今の自分が何もなくてヤバいか痛感するので、彼らの基準に近づけるように自然と基準値が高くなります。
「なんとなく」で大丈夫
まずは行動してみること。
ランニングクラブに入ったのも、マカオに行ったのも、当時の彼氏と付き合ったのも「なんとなく」です。
最初の行動をできるかできないかって差は大きいです。
「なんか楽しそう」とか「ぼんやりとだけど、やってみたい気もする」くらいでOK。
その一歩がとても大切。
環境を変えるのはナマケモノにピッタリ
流されればいいだけなので楽ちんです。
環境を変えるのに一番カンタンな方法は、付き合う人を変えることだと思います。
どのように付き合う人を変えればいいのかというと、自分が望んでいる未来をすでに得ている人。
例えば
- ダイエットで結果を出したいなら、すでに痩せている人に会う
- 英語を話せるようになりたいなら、すでに英語で仕事している人に会う
- 稼ぎたいなら、すでに成功している人に会う
実際に夢を叶えている人に会うと、急に現実感が増して、自分にもできるかもって思えます。
成功している人の逆で、こうはなりたくないって人を見てみるのも刺激になります。
太りすぎて自分では好きに移動できず、病院で寝たきりの闘病生活。
英語ができず、友達はコミュニケーションしているのに自分だけ愛想笑いでごまかす海外旅行。
給料が上がらず、いつまでも安くて狭い部屋で一人暮らし。
継続するチカラをもっと高めたいならこちらの本もオススメ。