好きなことだったら、やる気がなくても続けられるし、例えば強盗に襲われた場合は、やる気なんて関係なく一目散に逃げ出します。
やる気なんてのは存在するかのように見せられているだけで、本当は言い訳のための幻想です。
これから説明する3ステップをこなせば、やる気問題とはきっと無縁になれます。
営業でやる気が出ないときの3ステップ
自分を窮地に追い込む
人間はもともと生命を維持するために、脳も身体も休む(サボる)ようにできています。
上の例でも挙げた通り、よほど好きなことか、危機的状況にでもならない限り、やる気なんてものは出ません。
休むのがデフォルトだから。
なので自分で自分を切羽詰まらせます。
「これをしなければ死んでしまう」くらいのどうにもならない状態を作り出します。
例えば私の場合、英語は赤点しか取った事ないのにいきなり海外で働いてみました。
言葉が通じないとこんなにミジメなものかと毎日マジで辛かったです。
日本語で書かれた英語教材を友達に送ってもらい、スーツケースを机にして毎日必死で勉強しました。
アルコールが入れば、物怖じせず英語が話せる事に気付き、仕事終わりにクラブで夜な夜な英会話レッスンもしてました。
(これは半分以上遊びかも)
大きな大会の通訳に任命されたときもビビりまくったけど、人生のネタになると思って引き受けました。
参考書を章ごとに分解してどこでも持ち歩き、バイクの後ろに乗ってるときでさえ、その分解した参考書を読んでいました。
切羽詰まっているときの吸収力はマジでハンパないです。
営業でも同じこと。
名刺を5枚もらうまで会社に戻っては行けなかったので、とにかく必死です。
「どうか名刺だけでもいただけませんか!」と脅しのような懇願のような営業をしていたこともあります。
夕方を過ぎるとみんな家に帰り始めるので、それまでに名刺を集めなければいけない。
お尻に火が付くとやる気がないなんて言ってられません。
とにかく自分を追い込む環境を作ってください。
運動したくてもやる気が出ない場合は、マラソン大会にとりあえず申し込む。
英語の勉強が続かない場合は、TOEIC受験を申し込む。
火をつける方法はいくらでもあります。
スモールステップを積み重ねる
いきなり英語ペラペラになれる訳でもありません。
まずはスモールステップを設計します。
目標に向かう階段を設計する訳です。
小さな階段を少しづつ積み上げていって、最終ゴールに到達できるようにします。
小さな階段はできれば5分以内でできることだとベスト。
例えば、
【英語なら】
- 参考書を分解して、隙間時間に読めるようにする
- 英語のアプリをインストールしていつでも見れるようにしておく
- 独り言を英語でつぶやいてみる
【ダイエットなら】
- 階段を使うようにして、日常に運動を取り入れる
- ご飯を最後の一口だけ残す
- 毎日体重を測って記録する
【営業なら】
- ニュースアプリをななめ読みして、営業のネタを日頃からストックしておく
- 説得するときに使える権威のある根拠を探しておく
(こんな方法でどうぞ→ライバルには知られたくない!効果的な情報収集の方法) - 仕事に関係する本を一冊持ち歩く
など、気軽に取り組めるものならなんでもOK。
着実に階段を登ることが大事。
リアルタイムで測定する
変化がわかると続けられます。
そのためには、どれくらい目標に近づいているかを測定できることが大事。
例えばスタディプラスで勉強時間を記録したり、体重を記録するのもいい方法だし、読書メーターで読んだページ数をグラフ化するのもいい。
記録を公開する事によって、周りから反応ももらえるので、面白くなって更に続けられます。
自分で褒めたり、周りから褒めてもらったり、報酬が出るような仕掛けを作っておけば、なおよし。
営業でやる気出ないそんな日は・・・
やる気でないのがストレスの場合
客を教育しときましょう。
やる気でないのが肉体的な場合
さっさと早退するか、寝ましょう。
- ドM精神で自分を窮地に追い込む
- 5分以内のスモールステップをこなす
- 進捗具合を楽しく測定する